こんにちは きたうら歯科クリニック院長の北浦です。
昨年度、幼稚園に検診に行った際の感想をBLOGにのせました。今年も小学校に検診に行って思った事は歯磨きが出来ていない子供の割合が多い事でした。1970年代をピークに未処置歯を持つ小学生の割合は確かに低下してきています。予防歯科の概念の浸透、フッ素や代替甘味料などの普及、少子化の影響‥‥ など色々な原因が考えられます。
では歯肉炎はどうでしょう?歯肉炎の児童は幼稚園児より小学生のほうが多い様に感じます、そして割合は高学年になるにつれて若干増える気がします。それは保護者による仕上げ磨きが行われていないからでないでしょうか?確かに高学年になれば多感な次期を迎えますし毎日の仕上げ磨きは出来ないでしょう。しかしながら歯肉炎の児童の多くは1日2日で出来た炎症ではなく、慢性化しています。1週間に一度でも良いので子供の歯を確認する、そして歯科医院で検診、予防をする事が大事です。