こんにちは きたうら歯科クリニックの院長の北浦です。
先日、某新聞に歯科医院におけるタービン(歯を削る器械)についての記事が掲載されました。それを読んだ患者様からの質問されましたので、きたうら歯科医院のタービン、コントラアングル等回転切削器具についての滅菌管理について記載したいと思います。
当院では器具の滅菌のためにドイツシロナ社のDACユニバーサルを導入しています。非常にすぐれた器械で注油によるメンテナンス、滅菌までを約20分弱で終了する事が出来ます。通常のオートクレーブでは滅菌時間がもっと長くかかってしまいますしコストなども多くかかってしまいます。きたうら歯科ではタービン3本、5倍速コントラ4本(5倍速コントラもタービンと同様の回転切削器具です。)、※等速コントラ5本、減速コントラ2本で日常診療を行っています。滅菌を行うにあたって歯科助手が毎日回数をカウントしていますが少ない日で6回、多い日だと16回!(ほぼフル回転です。)でした。
きたうら歯科は現在診療台が3台あります。一日の来院患者数が40人だとして、すべての方にタービン、5倍速コントラを使用したとしても十分な数ですし予備もあります。今までも余裕をもって診察できていますのでご安心下さい。
※等速、減速コントラはクリーニングなどに用いる機材の事です。