こんにちは、きたうら歯科クリニックの院長の北浦です。
先週の土日に勉強会に参加してきました。土曜はお世話になっています大信貿易主催のインプラントや移植材料に関する講演会でした。高名な先生方の症例をみて大変勉強になる会でした。翌日は東中野でオペ見学をしてきました、そのケースは術前の資料からインプラントの位置をシュミレーションしてステントというガイドをつくり口腔内に装着してオペを行う手術でした。術前の予測位置にぴったりと埋入されたインプラントをみてステント診断の正確性に感銘をうけました。
今までのインプラント手術は外科主導型が多く、骨のある所に埋入していました。その為最終補綴物(被せものの事)の形態が制約をうけたり、術後の管理が難しくなったりする事もありました、それをステントなどガイドを用いた補綴主導型にする事によって理想的な位置にインプラントを埋入する事ができれば、その後の補綴も理想的に行うことが出来る様になります。その上術前の診査で解剖学的に危険な神経なども確実に避ける事が可能で、より安全なオペを提供する事が出来ます。
もちろん理想的にいかないケースや移植などが必要となる場合も多いのですが、当院にはCTなどもあるのでなるべく早い時期に導入したいと思っています。また勉強会などにも積極的に参加し研鑽を積んでいきたいです。
特診室の前の坪庭にある沈丁花が咲き始めました、いよいよ春到来です。
医院にお越しの際は是非ご覧になって下さい。